桜吹雪

『桜吹雪』　正木希明

桜吹雪は薄桃色の春の雪

ひと風毎に楚々楚々と
緑の若葉に降りそそぐ

時折　一人住まいの窓辺にも
気紛れな花弁が舞い込むが

春風にお願いしたい

どうか僕のこころの中にも
ひと片運んではくれまいか

さすればそれを
可憐な乙女の訪れの
こころときめく予感としよう

そして　初めて僕にも春が来る



私に絵を描く楽しさを教えてくれた
大好きな祖父の詩

春になると思い出す
祖父の美しい素敵な詩

祖父は亡くなり空の上に還ったけれど
祖父は私の中で生きている

旅立った命は、
身体という形はなくなるけれど
魂は繋がっている

そして、今日も一緒に絵を描いている

愛を込めて



春は必ずやってくる

柔らかいあたたかな風を感じると
未来は明るいことを伝えてくれる

どんな状況でも
希望の光はいつだって降り注いでいる




☆原画☆
１点のみの作品

水彩画(一部ペンも使用)

ポストカードサイズ
(透明ポケットクリアケースに入れてお届け致します)

☆ゴールドやシルバーのキラキラした絵の具を使用しているため原画のみの販売となっております。

光の当たり具合で絵の表情が変わりキラキラしていてとっても綺麗です。

飾ったり持ち歩いたりして
愛と光を思い出すツールとして楽しんで頂けたら嬉しいです。

ご縁のある方に届きますように☆

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